肉離れ完治後の痛みや違和感は、脳が錯覚している?
肉離れ完治後の痛みや違和感は、脳が錯覚している?
先日、肉離れで来院された方から、「接骨院で肉離れは完治していると言われ、痛みや違和感を感じるのは脳が錯覚しているからと言われた」というお話を聞きました。
たしかに、肉離れにかぎらず脳が痛みを覚えて錯覚しているケースはあります。
実際に脳が錯覚しているケースでは、足首を切断して傷は治っているのに、脳は足があると錯覚して何年も痛みを感じていたという方はおられました(痛みは数年間続いたそうです)。
このように、脳が錯覚して痛みが出るケースというのは実際にあるわけですが、肉離れの場合でもそれは当てはまるのでしょうか。
ここでは、肉離れ完治後の痛みや違和感は脳の錯覚によるものかについて解説していきます。
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肉離れ完治後の痛みは、脳の錯覚ではない
基本的に、肉離れ完治後の痛みや違和感というのは脳の錯覚ではありません。
肉離れが本当に治っているかというのがまず疑問なのですが、痛みや違和感を感じている時点で完治していない状態といえます。
何を基準に肉離れが完治しているかというのもありますし、痛みや違和感を感じている時点で「まだ完治していない」と判断しなくてはいけません。
脳が錯覚しているというケースもあるにはあるでしょうが、治療する側がそんなことを言っていてはいけないでしょう。
しっかりケアして、少しでも良い状態を逆に脳に覚えこませるくらいの気持ちが無くてはいけません。
痛みや違和感が続いているのは脳の錯覚ではなく、筋肉の状態が万全ではないから
痛みや違和感が続いているのは脳の錯覚ではなく、筋肉の状態が万全ではないからです。
つまり、「肉離れが完治しきっていない状態」なのです。
痛みや違和感を感じている部分を触診すると、必ず筋肉に固さが見つかります。
ご自分で探ってもわからないこともありますが、治療する側が触れば見つかりますし、触ってもらうことでご自分でも感じることが可能です。
症状を感じている部分というのは、必ずこういった固い感触などがあるのが特徴です。
当院でも長期間痛みや違和感が続いている方は来院されますが、脳の錯覚などではなく、単に肉離れが治りきっていないために自覚症状が残っているのです。
筋肉の状態が良くなれば、スポーツなど行っても痛みや違和感は感じなくなってきます。
脳の錯覚による肉離れの痛みとは?
脳の錯覚による肉離れの痛みというのはあるのでしょうか。
極端に患部を気にしすぎて意識しすぎている場合は、脳の錯覚という面もある可能性はあります。
脳の錯覚というか、そういう気持ちになっているのです。
たいていは、「またぶり返すのではないか」という不安感や恐怖感からそういった心理になります。
そういった心理状態になると積極的に動けなくなりますし、動きもぎこちなくなるため、筋肉をのびのび動かせなくなります。
そうなると筋肉にも緊張感や硬直感が出てしまうので、痛みや違和感を感じやすくなってしまいます。
痛みがあるときは、ある程度かばったりすることは必要です。
しかし、過度に気にしすぎると回復も遅くなりますし、感じなくていいものを感じてしまうこともあります。
逆に、肉離れが治りきっていないのに多少動いてしまうくらい楽観的な人のほうが、治りが早い場合もあります。
気にしすぎると本当に錯覚してしまう可能性もあるので、その点は気を付けたほうがいいでしょう。
脳の錯覚による肉離れの痛みも治る
脳の錯覚で肉離れの痛みや違和感を感じていたとしても、しっかりケアすれば治っていきます。
肉離れにかぎらず、思い込みで違和感などを感じている方はおられます。
そういった方も、しっかり処置することで痛みや違和感が解消されたりするのです。
そのためには、患部が良くなっている情報を脳に分からせなくてはいけません。
自覚症状があるなら、それを消していく必要があるのです。
「こういった動きをすると痛い」というのであれば、その動きをした際の痛みが出なくなれば、その状態を感覚として脳が覚えます。
今まで支障のあった動きができるようになったり、今まであった自覚症状が軽減していけば、それを脳が覚えていくのです。
そのためには、何らかのケアや治療を受ける必要があります。
良い状態を継続することができないのも脳の錯覚?
痛みや違和感が減ってきても、過度の不安や心配を抱えていると動きに制限がかかってしまいます。
体を伸び伸び動かせないので、また筋肉に張りや硬直感が出るケースもあるのです。
そのため、一時は症状が改善しても、また違和感などが出やすかったりもします。
このように、良い状態が持続しないのも脳の錯覚なのでしょうか。
これは脳の錯覚というよりも、不安になるのがクセになっている感じかもしれません。
ちょっと良くなっても、不安感や心配のほうが優位になって調子が出ない状態です。
このような不安や心配感は、頑張って消そうとしてもなかなか消えるものではありませんし、頑張って消そうとしても疲れてしまいます。
そういったときは、逆に不安や心配を受け止めて吸収してしまうくらいの気持ちでいいでしょう。
「不安や心配は自分を守るために必要で、正常で良い体の反応だ」くらいに思えばいいのです。
不安や心配を感じるときは誰でも嫌な感覚に陥りますが、「これは危険なことから身を守るための、正常で良い反応なのだ」と思えばそれほど悪く感じなくなったりもします。
実際にそうですし、体の機能が正常に働いている証拠でもあります。
悪く捉えると、何でも悪くなってしまうのです。
人間の体に起きる反応は、すべて体に必要な反応です。
悪いと思えるような反応も、実は良い反応なのです。
見方を変えるだけで緊張が緩んで、良い方向にガラっと変わることもありますし、不安感も薄れてきたりします。
脳に覚えてもらうなら、そういった良い状態をどんどん覚えてもらといいでしょう。
肉離れでお悩みなら当院へ。
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