うつ病を自力で治す方法はある?
うつ病を自力で治す方法はある?
うつ病は「心の風邪」ともいわれるほど一般的な症状ですが、いざ治そうとしてもなかなか難しかったりします。
うつ病の診断や治療は心療内科で行われますが、そこではカウンセリングや薬での治療が行われるようです。
それで症状が落ち着く方もおられますが、逆に投薬によって体調が悪くなったりするケースもあるようです。
できれば薬など飲まずに自分で治すことができれば一番理想ですが、うつ病を自力で治す方法というのはあるのでしょうか。
ここではうつ病を自分で治す方法について解説していきます。
もちろん実践したからといってうつ病が必ず治るというわけではありませし、改善を保証できるものでもないですが、改善へのヒントになる可能性はあります。
うつ病を自力で治したいという方、ご参考下さい。
理学療法士や作業療法士、実業団選手も来院する整体院
うつ病を自力で治すには、緊張を緩める
うつ病を自力で治すには、体や精神の緊張を緩めることが重要です。
うつ病や自律神経失調症などでメンタル的な症状があると、心身が無意識に緊張してリラックスできていない状態になっています。
つまり、体の緊張状態が緩むことで不安や心配・恐怖感などのが和らぎ、精神状態の安定につながるのです。
緊張が緩み、リラックスしてる状態とは
緊張が緩んでリラックスしている状態といっても、それがどういった状態なのかわからないと思います。
横になっていればリラックスしているかというとそうでもないですし、テレビや本を読んでいればリラックスなのかというとそうでもありません。
何をしていても、漠然とした不安感やもやもや感などがあると思います。
無理にリラックスしようとして脱力でもしようものなら、逆に気力が萎えてやる気が出なくなってしまう可能性もあるので注意が必要です。
緊張せずリラックスしている状態というのは、「余計なことを何も考えていない状態」と思ったほうがいいでしょう。
誰でも何かしら問題を抱えていますし、思考も巡っているものですが、うつ病の方はそこからさらに余計なことを考えてしまいます。
プラスになるような余計な考えならいいのですが、主に自分を落ち込ませるような悪い考えが出てくるのです。
うつ病の方は極端に余計なことを考えてしまい、結果として体のほうが止まってしまいます。
そのため、だるさややる気が出ないなどの身体症状にもつながってしまうのです。
もちろん考えようと思って考えるわけではなく無意識なのですが、その考えを止めることができないために苦労しているわけです。
これは意識的にコントロールできないので、困ってしまうのです。
これを止めることができれば、メンタル的にはかなり安定して体も楽になり、いい意味での積極性や活発性・覇気が出てきます。
余計な考えや思考が出てこないようにすることが、うつ病を自力で治すということにつながっていきます。
うつ病を自力で治すには、感覚を思い出す
うつ病を自力で治すには、「感覚を思い出す」ということが重要となります。
うつ病の方の一番の特徴として、様々な感覚を忘れてしまっているというのがあります。
どんな感覚を忘れているのか挙げてみると、
●体を動かす際の感覚
●楽しいときの感覚
●勇気や正義感の感覚
●勝ち負けの感覚
●食事をおいしいと思える感覚
●子供の頃の感覚
などが挙げられますが、これ以外にも様々です。
こういった感覚を忘れている方は、うつ病でなくても多くおられます。
良い感覚を忘れたからといってうつ病になるわけではないですが、何かのキッカケで落ちこんだ際にうつ病になりやすくはなるでしょう。
うつ病の方は悪い感覚を覚えている
うつ病の方は良い感覚を忘れている代わりに、悪い感覚のほうを覚えてしまっています。
どんな感覚かというと、
●落ち込む感覚
●何かを嫌ったりする感覚
●怖がる感覚
●ショックを受ける感覚
●疑う感覚
など、一言でいうとネガティブな感覚が優位になっている状態です。
こういったマイナスな感覚が無くすことが、うつ病を自力で治すことにつながります。
悪い感覚を無くして、うつ病を自力で治すには
悪い感覚を無くすことがうつ病を自力で治すことにつながりますが、具体的にはどうすればいいのでしょうか。
これは自分ひとりでは無理なので、周りから刺激をもらうことが必要となってきます。
といっても、他人に何かしてもらうというわけではありません。
一歩外に出れば様々な刺激があるわけですが、その中から良い刺激をどんどん受けるというものです。
良い刺激になりそうなものをチョイスしていくといいでしょう。
良い感覚を覚えて、うつ病を自力で治す
良い感覚を覚えることが、うつ病を自力で治すことにつながります。
良い刺激のあるものは色々あり、それは人それぞれ違ってきますが、例えば劇画に出てくる人物などは良い刺激の塊だったりします。
例えば漫画の主人公や映画の主人公などはプラス面に溢れています。
その他、昔の映画や漫画などを今見ると、現代のものとはかなり違った感覚があります。
昔と今のものを比べると、明らかに現代のほうが冷めているのがわかります。
熱いものだけでなくお笑い的なものでもいいですが、こういったものも知らない内に良い刺激となっていたりします。
ただ鑑賞するだけでなく、子供の頃のことなど思いだしながら見るのもいいと思います。
昔の感覚を思い出すことで、体のほうもそれに反応してきます。
その反応を積み重ねることでうつ病に対しても良い影響が及ぶので、うつ病を自力で治すことにつながります。
脳の緊張を緩めることが、うつ病を自力で治すことにつながる
うつ病の方は頭がモヤモヤしたりなど、すっきりしない状態のことが多いようです。
頭がすっきりしない原因としては、頭が凝っているからです。
ネガティブな感覚ばかりだと、頭が凝ります。
良い感覚を覚えている部分が固く凝ってしまい、使えなくなってくるのです。
そうすると思考に柔軟性が無くなり、落ち込みやすくなったり元気が出なくなってきます。
逆に、良い感覚を覚えていくことで頭のコリが無くなっていき、今まで使えていなかった良い感覚の部分を使えるようになってきます。
そうなると自然と元気も出てきます。
このように、脳のコリを取るためには良い感覚、良い刺激をどんどん受ける必要があります。
そうすると良い感覚優位になってくるので、悪い感覚がどんどん隅に追いやられていきます。
そうなれば、うつ病を自力で治すといった考えさえも無くなっていき、良い状態が当たり前になってきます。
うつ病を自力で治すサポートには、整体も有効
うつ病を自力で治すサポートとして、整体も有効手段の一つです。
うつ病の方は心身共に緊張していますが、整体によって体や神経の緊張が緩むことで様々な不調の改善につながるからです。
実際に当院に来院される方でも、だるさ・やる気が出ない・覇気が出ない・パニック障害・不安障害・動悸など、様々な不定愁訴が改善されたりもします。
そうすると良い刺激を受け入れやすくなってくるので、うつ病を自力で改善しやすくなります。
整体によって、悪い負荷を吸収しやすくなる
ネガティブなことを考えたりショックなことがあると、体にズドンと負荷がかかる感じを受けることがあります。
そういったことを積み重ねていくと脳はその感覚を覚えてしまい、平常時でもその感覚が出てきてしまいます。
そうするとうつ病の悪化に拍車がかかってしまいます。
しかし整体の施術によって体や神経の緊張が緩んでいれば、そういった負荷を吸収できるようになって感じにくくなったりもします。
そうすると脳が負荷のかからない感覚を覚えてくるので、必要以上に落ち込まなくなったり元気も出てくるようになります。
整体の施術には、そういった効果も期待できるのです。
うつ病を自力で治すには期間がかかる
うつ病を自力で治すには、それなりの期間はかかってしまいます。
良い感覚を思い出していくだけでも、数日でというわけにはいきません。
しかし、良い感覚に目を向けているという事実と、自分でうつ病を治すのだという意識がある時点で、体は確実に良い方向に向かっています。
そして良い感覚を覚えていくと体にみなぎるものを感じていくので、そのみなぎる感じをどんどん積み重ねてうつ病を自分で治していきましょう。
うつ病でお悩みなら、越谷市の整体オーラウェーブ療術院へ。
オーラウェーブ療術院
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【この記事を書いた人】
オーラウェーブ療術院 院長
石塚大輔
極理整体専門学院 指導者養成科を卒業
整体師・健康管理士一般指導員
専門分野:筋肉の凝りや炎症・神経痛・自律神経の乱れ
2009年の開業以来、様々な症状の方を施術。
整体師・健康管理士としての視点から、実際の改善例や来院された方からの質問に対する答えなどをブログにまとめている。