線維筋痛症はカイロプラクティックで良くなる？

当整体院にも、線維筋痛症で来院される方はときどきおられます。
その中には骨格の歪みが原因で痛みにつながっていると考えている方もおられ、カイロプラクティックで骨格矯正すれば痛みが取れるのではと期待されるケースもあります。
たしかに骨格の歪みからくる痛みに対しては、カイロプラクティックは必要な技術です。
当院でも必要に応じてカイロプラクティックは行っています。
しかし、線維筋痛症に骨格矯正は有効なのでしょうか。
ここでは実際の施術経験を元に、線維筋痛症に対するカイロプラクティックの効果について解説していきます。
ご参考下さい。

理学療法士や作業療法士、実業団選手も来院する整体院

線維筋痛症なら越谷市の整体オーラウェーブ療術院

 

カイロプラクティックは線維筋痛症と相性が悪い

線維筋痛症の方の筋肉を触診すると、固さや張りが際立っていることが大半です。
この筋肉の緊張状態が緩むことで、痛みの改善・解消につながります。
しかし、カイロプラクティックは筋肉にではなく骨格に対してアプローチする技術です。
歪んでいる骨格を矯正すれば、歪みによって圧迫されていた部分の筋肉はたしかに緩みます。
例えば、突発的に骨格が歪んだために生じた痛みは、骨格矯正すればすぐに痛みは取れるのです。
しかし、線維筋痛症は全身に痛みが生じており、それが慢性化していることが多い症状です。
仮に全身の骨格矯正を行ったからといって、それで痛みが良くなるかというと可能性は極めて低いのです。
カイロプラクティックは、骨格のズレや歪みから起因する痛みでなければ行っても意味はありません。
線維筋痛症のように、全身の痛みが慢性化している状態で矯正しても負担になるだけで、効果としてはあまり期待できないのです。
そのため、当院では線維筋痛症の方にカイロプラクティックを行うことは滅多にありません。

 

カイロプラクティックが効かない場合はどうすればいい？

カイロプラクティックに効果が見込めない場合は、筋肉をケアしてあげる必要があります。
特に線維筋痛症の方は、筋肉の状態が悪くなっているのが特徴です。
筋肉の状態が良くなることで、慢性的な痛みが解消につながります。
実際、当院に来院されたケースでも、カイロプラクティックを行わずに筋肉を緩めるだけで線維筋痛症が完治されている方もおられます。
このことからも、線維筋痛症では骨格を矯正するのではなく、血流循環を促して筋肉を緩めることが重要といえるでしょう。

 

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