【首の痛み 手のしびれ】首から腕や手にしびれが出る原因とは。
【首の痛み 手のしびれ】
首から腕や手にしびれが出る原因とは。
当院には首こりや首の痛みを訴える方は多く来院されますが、その中には腕の痛みや手のしびれを訴えている方もおられます。
初めは首の痛みだけだったのに、だんだん腕や手に痛みが出るようになってきたというケースが多いです。
こういった、首からくると思われる腕の痛みや手のしびれというのは改善できるものなのでしょうか。
ここでは、首が原因と思われる腕の痛みや手のしびれについて、実際のケースを元に解説していきます。
ご参考下さい。
理学療法士や作業療法士、実業団選手も来院する整体院
首こりや首の痛みから手にしびれが出た場合は、何科を受診する？
腕の重さや手のしびれなどがあると「首の骨に異常があるのでは？」と思われる方も多いでしょう。
こういった症状で病院を受診する場合は、整形外科となります。
（参考：【首が痛い！】その首の神経痛としびれ、もしかしたら頚椎症かも？ ）
整形外科を受診すると、たいていはレントゲンで骨に異常が無いかを確認されます。
しかし、特にこれといった治療法は無いので、シップや痛み止めを処方されて様子を見るように言われることが多いようです。
例えば、骨にバイキンが入って痛いなどのケースや、手術をしたほうがいいほどの頸椎ヘルニアの場合を除き、病院では治療は期待できないと思っていいでしょう。
あくまで、首の骨の状態を確認するところという程度に考えたほうがいいかと思います。
手のしびれや腕のしびれが出る原因は、首にある？
腕や手を酷使すれば、痛みやしびれが出ることはあります。
そういった場合なら首が原因ではなく、使い過ぎによる筋肉疲労が原因です。
ただし、首の痛みが生じた後に、徐々に痛みが腕や手に移動していくような感じで症状が出始めたのなら首が原因といえるでしょう。
手のしびれに多い原因は、頸椎ヘルニア
手がしびれる原因として多いのは、頸椎ヘルニアです。
首の骨が圧迫されて椎間板が飛び出し、腕に伸びる神経を圧迫するために痛みやしびれが生じます。
ヘルニアになりやすい部分は、頸椎の５～７番です。
肩と首の付け根辺りの骨が圧迫されて、手の痺れなどにつながります。
ストレートネックがしびれの原因のことも
首の骨は、横から見ると前にカーブを描いているのが正常ですが、そのカーブが少なくストレートになっているのがストレートネックです。
頸椎がストレートになると骨にかかる負担が増すため、頸椎ヘルニアにもなりやすくなります。
そのため、手のしびれの要因になることもあるのです。
筋肉の凝りや炎症による血流不全が原因のこともある
例えば、首のレントゲンを撮って骨に異常が無くても腕や手にしびれが出るケースもあります。
その場合は、筋肉の状態悪化による血流不全が原因として考えられます。
肩や首の筋肉が凝りすぎると血流が悪くなり、つながっている腕や手のほうにまでしびれがきたりします。
その他、寝違えなどで首の筋肉を傷め、炎症を起こして腫れているようなときも腕のほうに痛みが生じることがあります。
これは神経痛ではなく、筋肉に異常があるために血流循環が末端までスムーズにいかず、痛みや痺れが生じています。
筋肉の状態さえ良くなれば症状は解消されるので、神経痛と比べると症状的には軽い部類に入ります。
しびれだけでなく、腕の痛みや手の痛みが出ることもある？
しびれだけでなく、痛みが生じることもあります。
しかし、痛みが出るのは腕だけのことが多く、手のほうにまで痛みが出るというのはあまり聞きません。
腕の痛みと手の痺れが同時に出ているケースは見られます。
痛みやしびれだけでなく、手や腕がだるくなることもある？
腕が重い・腕がだるいと訴える方もおられます。
感覚的には、痛いというわけではないが重だるくてすっきりしないという感じらしいです。
手も、しびれがあるとすっきりしない感じです。
しかし、動きが悪い感じがするという話は聞くこともありますが、手が重いという話はあまり聞きません。
手のしびれが悪化すると、握力が低下することもある？
手のしびれが悪化すると感覚も鈍くなるため、握力が低下するケースはあります。
これは頸椎ヘルニアの方に見られることが多い症状です。
神経が圧迫されている可能性が高くなるため、早急になんらかの治療を受けたほうがいい状態といえるでしょう。
握力の低下だけでなく、手のしびれもセットになっていることが多いです。
握力低下は元に戻る？
当院で実際にあったケースですが、首の状態が良くなることで握力が戻った例はあります。
ずっとそのままということは無いはずですので、まずは何らかの治療を受けたほうがいいでしょう。
首の痛みからくる手のしびれは、ストレッチで治る？
首の痛みからくる手のしびれは、ストレッチで治るとは思えません。
手のストレッチなどしてもほとんど意味ないでしょうし、やるとしたら首のストレッチでしょう。
どういうストレッチをやるかにもよりますが、うまく首の状態を改善できたのであれば手のしびれにも改善が見られるケースもあると思います。
しかし、痺れが生じている場合は首の状態も通常よりかなり悪くなっています。
その状態でむやみにストレッチしてしまうと、症状をこじらせてしまう可能性も考えられます。
悪化させるリスクを考えると、自分でストレッチして治そうとするより、何かしらの治療を受けたほうがいいと思います。
首からくる手の痺れや腕の痛みは、マッサージしてもいい？
首が原因と思われる手の痺れや腕の痛みは、マッサージしても問題ありません。
腕や手をマッサージして血流が良くなり、筋肉の状態が良くなれば首のほうにも間接的に良い影響が及ぶからです。
腕や手を触るぶんにはリスクもありませんので、積極的にマッサージしてもいいでしょう。
首のマッサージは注意が必要
ただし、首のマッサージだけは注意が必要です。
首は、腕や手と違ってかなりデリケートな部分です。
しかも痺れが出るほどまでに状態が悪くなっていることを考えると、軽くさする程度ならいいのですがもみほぐしのようなことをしないほうがいいでしょう。
下手をすると、痺れが増すなど症状を悪化させる可能性も出てきます。
マッサージする場合は首はいじらずに、肩・腕・手だけにしておいたほうがいいでしょう。
首からくる手のしびれを治す治療とは。
首が原因と考えられる手のしびれを治すには、やはり何かしらの治療を受ける必要があります。
どういった治療を受ければいいかわからないという方も多いと思いますので、一つずつ解説していきます。
病院（整形外科）での治療
整形外科での治療は、痛み止めを服用しながら経過を見る「保存療法」というのが一般的です。
痛み止めで痛みをを感じないうちに自然治癒を待つという療法ですので、治療とはいえないかもしれません。
あとは電気治療や理学療法などのリハビリ、頸椎ヘルニアがあれば手術という方法もあります。
接骨院（整骨院）での治療
電気治療や首の牽引・軽いマッサージや骨格矯正などが主な治療内容です。
鍼灸を行っているところも多いです。
基本的には上半身の筋肉をほぐしたり、骨格の歪みを調整することで症状を改善させていきます。
整体院による施術
当院も整体院ですので、首の症状に関しては整体が一番良いとは思っています。
施術内容は院によって異なり、合う合わないは出てくるでしょう。
逆に言えば、世界でも類を見ないほど多くの療法があるので、自分に合う施術を探すことも可能です。
カイロプラクティック
骨格矯正をメインにした、アメリカ発祥の療法です。
骨格を正しい位置に調整することで自然治癒力を高め、症状の改善を促すという目的で行われます。
カイロプラクティック専門で行っている院も多くあります。
最後に
首からくるしびれは、放置すると慢性化して改善が難しくなることもあります。
病院ではこれといった治療法はありませんが、民間の治療院なら様々な療法があり、一度良くなればぶり返すリスクもかなり低くなるのが特徴です。
検査は病院（整形外科）で、治療は民間の治療院でという感じで使い分けるといいのではないでしょうか。
当院では首からくる痛みやしびれの完治例が多くあります。
腕の痛みや手の痺れでお悩みなら、一度ご相談下さい。
首こりや首の痛みによる手のしびれなら当院へ。
オーラウェーブ療術院
埼玉県越谷市相模町２－１４１－２
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