坐骨神経痛の治療について。実際に施術する整体師が解説。
坐骨神経痛の治療について。
実際に施術する整体師が解説。
坐骨神経痛を治すにはどんな治療があるのでしょうか。
一般的には、接骨院での電気治療や鍼治療、整体やカイロプラクティックなどが挙げられると思います。
ここでは様々な坐骨神経痛を治すための治療について、実際に施術している整体師が解説していきます。
坐骨神経痛でお悩みの方、ご参考下さい。
理学療法士や作業療法士も来院する整体院
坐骨神経痛の症例や実績は、県内でもトップクラスの整体院です。
坐骨神経痛治療なら越谷市の整体院 オーラウェーブ療術院
整形外科で行われる坐骨神経痛の治療
整形外科で行われる坐骨神経痛の治療とはどういったものでしょうか。
坐骨神経痛は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの骨の疾患が原因になっていることも多いので、まずはレントゲンやＭＲＩで腰の検査をするのが一般的です。
治療内容としては、電気治療や腰の牽引などを保険の範囲内で行うことがほとんどです。
院によっては、鍼灸やリハビリなどを行っているところもあります。
そのほかには、湿布や痛み止めを処方されて様子を見るという「保存療法」というのが一般的となります。
整形外科は坐骨神経痛の治療をしてくれない？
「整形外科に行ったが、何も治療をしてくれなかった」「湿布と痛み止めだけ出されて終わりだった」というお話をよく聞きます。
実は、整形外科では坐骨神経痛に対しての明確な治療法があるわけではありません。
「坐骨神経痛」というのは病名ではなく、症状の名称です。
病気ならそれに対しての治療法というのがあるのですが、坐骨神経痛とは症状の名前であって病気ではありません。
そのため、坐骨神経痛に対しての治療が行われることもなく、湿布と痛み止めで症状を抑えるという「保存療法」という対応になるのです。
ただし、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などで手術の必要がある場合は、手術されることもあります。
整形外科で行われる一番の治療とは、手術ということになるのです。
接骨院や整骨院による坐骨神経痛の治療
接骨院と整骨院は名称は違いますが、中身は同一です。
そして坐骨神経痛で来院する方も多くおられます。
接骨院で行われる坐骨神経痛の治療内容としては、電気治療・ホットパック・腰の牽引・ウォーターベッド・軽くマッサージといったところでしょう。
これらがだいたい３０～４０分くらいかけて行われます。
こういった治療は健康保険で行われますが、実は坐骨神経痛は保険適用外の症状なので気を付けましょう。
中には保険を適用しないで、実費で治療を行っているところもあります。
接骨院や整骨院での坐骨神経痛治療の効果とは
接骨院や整骨院での坐骨神経痛に対する治療は、整形外科と比べると豊富です。
しかし、それで坐骨神経痛が治る方が多いのかというと、実際は多くはありません。
実は保険適用で行われる治療は、さほど効果が無いと言われています。
特に電気治療に関しては、まったく効かないという方も多くおられるのが実情です。
しかし保険を使わない実費での治療なら、坐骨神経痛に対して効果的なこともあります。
鍼灸院による坐骨神経痛の治療
鍼灸院による坐骨神経痛の治療とはどういったものでしょうか。
鍼灸というくらいなので、針治療やお灸がメインとなります。
背中・腰・太もも・ふくらはぎなどに鍼を刺したり、お灸を据えます。
坐骨神経痛の方は腰の筋肉が緊張していたり、太ももやふくらはぎの筋肉も固くなっていたりします。
鍼や灸によって筋肉に刺激を与え、緊張を緩ませることで坐骨神経痛の改善を促すのが特徴です。
そして鍼灸を行った後に、手技によるマッサージを行うところもあります。
鍼灸院による治療の効果とは
先に鍼灸院で治療を受けてから来院される方のお話を伺うと、ある程度改善されていることも多いです。
鍼灸院で坐骨神経痛が完治される方もいますし、昔から日本で行われている治療法なので効果はしっかりあるのです。
「鍼を刺されるのが怖い、抵抗がある」というのでなければ、有効な治療の一つといえるでしょう。
整体院による坐骨神経痛の治療とは
整体院による坐骨神経痛の治療とはどういったものでしょうか。
実は「整体」というジャンルは様々な施術法があるため、ここに書ききれるものではありません。
当院も整体院ですが、施術を受けられた方からは「変わったやり方ですね」と言われることもあります。
院によって、施術のやり方がまったく異なるのです。
整体のイメージとしてはボキボキするといったハードな治療を思い浮かべますが、ボキボキしない優しいやり方まで様々あります。
整体院による治療の効果
坐骨神経痛が整体院で完治されるケースは多く、施術の効果としてはとても有効といえるでしょう。
しかし、荒っぽい治療で逆に症状を悪化させてしまうこともあります。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症で坐骨神経痛を発症しているケースでは、負荷に対して敏感になっていることも少なくありません。
施術内容が荒っぽいと、逆効果になることもあるのです。
これは整体院にかぎらず、接骨院や鍼灸院にも共通していることです。
基本的には、ハードな治療よりソフトな治療を行う整体院がいいでしょう。
カイロプラクティック院による坐骨神経痛の治療
カイロプラクティックはアメリカ発祥の技術で、骨格を重視した治療となります。
骨格のズレやゆがみを矯正することで体の自然治癒を促し、症状の改善につなげるというのがカイロプラクティックの考え方です。
坐骨神経痛にかぎらず、来院した方全員に骨格の矯正を行うところです。
カイロプラクティック治療による効果
坐骨神経痛に対しても、ちゃんと効果は見込めます。
ただし、坐骨神経痛の方は刺激に対して敏感になっていることも多くあります。
骨格を矯正しようとしても、坐骨神経痛のときはあお向けやうつ伏せになれないことも多く、無理に矯正しようとして症状が悪化してしまうリスクも考えたほうがいいでしょう。
中には骨盤矯正をメインにしているところもありますが、坐骨神経痛では椎間板ヘルニアやすべり症など骨格異常を伴っている方も多くいです。
そういった方に骨盤矯正を行うのは危ないのです。
坐骨神経痛の方は、その辺は気を付けたほうがいいでしょう。
坐骨神経痛の治療はどこで受ければいい？
坐骨神経痛の治療を受けられるところは多くあり、その治療方法は院によって様々です。
では、どこで治療を受ければいいのでしょうか。
探すポイントとしては２点あります。
ソフトな治療内容のところで受ける
実際にある例ですが、「他所でグイグイもみほぐすようなやり方をされたら逆に症状が悪化した」といって来院されるケースもあります。
坐骨神経痛は神経がどこかで圧迫されているために発症していますので、強い施術で圧迫が増してしまうと症状が悪化することもあるのです。
基本的には、負荷の少ないソフトな施術を行っているところで治療を受けるのが理想といえるでしょう。
自分に合いそうなところで治療を受ける
一番良いのは、ご自分に合いそうなところで治療を受けることです。
実はこういった施術というのは、同じ技術を持っていても行う人によって効果が異なりますし、施術内容が合う合わないというのも出てきます。
これは相性のようなものなので、実際に受けてみないとわからないところではあります。
しかし、今はどの治療院でもホームページがあります。
ご自分に合いそうな院があれば、疑問に感じていることを電話やメールで問い合わせてみるといいでしょう。
坐骨神経痛はどの院でも対応してもらえますし、完治したケースもあるはずです。
あとは、実際に治療を受けた体感で判断することが重要です。
治りそうだと思えるなら引き続き治療を受ければいいですし、合わなそうならやめればいいのです。
坐骨神経痛の治療は、ある程度期間がかかる
坐骨神経痛の治療は、ある程度の期間は絶対かかります。
ぎっくり腰よりも重度の症状ですので、１,２回の治療で治るということは滅多にありません。
特に重度の坐骨神経痛の場合は、治療効果がしっかり入っていても、すぐには改善の実感が出ないこともあります。
１回の治療で劇的な改善を期待する方もおられますが、基本的には地道に症状を改善していく感じだと思ったほうがいいでしょう。
少しずつ症状が小さくなっていけば、最終的には完治されるのです。
坐骨神経痛が良くなっても、治療はすぐにやめないほうがいい
治療を受けて痛みやしびれが無くなっても、油断はできません。
なぜなら、１ヵ月くらいしてから同じような症状がぶり返す例もあるからです。
治療を受けて良くなったとしても、症状が改善されたばかりのときは不安定な状態です。
歩行困難になっていた場合では、筋力や体力が低下していることも十分考えられます。
その状態で動きすぎたり負荷をかけたりしてしまうと、坐骨神経痛はぶり返す可能性が出てくるのです。
しかし、痛みの無い状態で一定期間キープできればぶり返すリスクも大幅に軽減されます。
基本的には、症状が解消されてから最低１ヵ月くらいは治療を受けながら様子を見たほうがいいでしょう。
１ヵ月以上経過して何ともなければ、完治したと判断することができます。
坐骨神経痛の治療を受ける前に、検査はしておこう
一言で坐骨神経痛といっても、その原因は様々です。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群、中には帯状疱疹が原因だったという方もおられます。
このことからも、坐骨神経痛の治療を始める前には整形外科で検査をしておいたほうがいいでしょう。
検査しておくことで、腰の状態を自分で把握できるというメリットもあるからです。
中には検査せずにインターネットで自分で調べる方もおられますが、ネットの情報はかなりいい加減です。
間違った情報を鵜呑みにしたり、余計な情報を知ってしまうことで不安が増してしまうこともあります。
モヤモヤして精神的にも良くありません。
基本的には、検査は受けるようにしたほうがいいでしょう。
坐骨神経痛は、治療を受けなくても治る？
もちろん、治療をしなければ絶対に治らないというわけではありません。
治療を受けずに坐骨神経痛が自然治癒するケースもあります。
しかし、経過がどうなるかわからないというリスクがあります。
当院で実際にあったケースでは、
「以前は坐骨神経痛になっても自然治癒したのに、今回はまったく良くならない」
「放っておけば治ると病院で言われたのに、治るどころか痛みが増してきた」
「放っておいたら、痛みや痺れだけでなく感覚も麻痺してきた」
といったお話を伺っています。
中にはまったく治らずに、数年引きずっている方もおられます。
そのような状態になってしまうと、治療を受けてもかなり治りにくくなってしまうのです。
自然治癒に期待するのがダメとは言いませんが、リスクがあるというのは知っておいたほうがいいでしょう。
坐骨神経痛の治療は自分でもできる？
自分でストレッチや体操などをして、坐骨神経痛を克服される方も中にはおられます。
注意点としては、テレビや動画で紹介されているストレッチなどを真似て、逆に症状を悪化させてしまうことです。
実際にそういったケースで来院される方もおられます。
あとは、お尻に固いボールを当ててほぐすといったやり方です。
これも強くやりすぎて痛みが悪化するケースがあります。
自分で坐骨神経痛を何とかしようとするのは悪いことではないですが、決して無理はしないようにしましょう。
坐骨神経痛を治療するなら当院へ。
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