肉離れは一週間で治る？一週間後の状態について解説。
肉離れは一週間で治る？
肉離れはスポーツをやっている方に多く、ときには試合や大会が間近に迫っていること多々もあります。
そのため「肉離れは一週間くらいでも治りますか」という質問を受けることもあります。
当院では肉離れの方が多く来院されますが、全治２ヵ月と診断された肉離れでも１週間で完治できている例も実際にあります。
中には２～３日で完治できてしまうケースもあり、うまく処置すればかなりの短期間で治ってしまう可能性も大いにあるのです。
ここでは、肉離れを起こしてから１週間後の状態などについて解説していきます。
ご参考下さい。
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肉離れを起こしてから一週間後の状態とは
肉離れを起こしてから一週間後の状態とはどういった感じなのでしょうか。
度合いや経過によっても変わってきますが、半数の肉離れは一週間ほど経つと炎症も落ち着いていき、日常生活への支障も少なくなってきます。
経過が順調なら、軽くストレッチしたりマッサージもできるようになってきます。
一週間経っても痛いままのことがある？
しかし、中には一週間経っても痛いままのこともあります。
肉離れの度合いが強かったり、経過の中で悪化させてしまった場合は一週間くらいでは痛いままの場合がほとんどです。
その他、症状の度合いも普通で悪化させたわけでもないのに、一週間経っても痛みが引かないというケースもあります。
一言で肉離れといっても、どういった経過をたどるかはそのときによって毎回違ってくるのです。
肉離れを１週間で治すには、余計な刺激は与えない
肉離れを１週間で治すには、痛めた患部に余計な刺激は与えないようにしましょう。
早く治したい方は、急ぐあまり患部に余計な刺激を与えてしまう傾向があります。
良かれと思ってやっていることが、逆効果になってしまうケースもあるのです。
むやみなアイシングや患部の挙上・包帯・ギプス・ストレッチなども行わないほうがいいでしょう。
そういった処置が、回復の妨げになっている場合がときどき見られます。
肉離れは何もしなければ悪化することもまずありませんし、ある程度は自然治癒していきます。
人為的な刺激が自然治癒の妨げになる可能性もあるので、何もせずに安静にしておくのが一番いいのです。
肉離れを１週間で治すには治療を受ける
肉離れを１週間で治すには、必ず治療を受ける必要があります。
何の治療も受けずに１週間で完治するということは、軽度の場合でもまずありません。
治療を受けることは、肉離れを短期間で治すための必須条件となります。
治療を受ける頻度
肉離れを短期間で治すためには、どれくらいの頻度で治療を受ければいいのでしょうか。
当院に来院される方の例を挙げると、来れるときはどんどん来てもらうといった感じです。
１週間しか期間が無いのであれば、毎日でも治療をする必要があります。
毎日治療を受けても肉離れは良くなっていきますし、期限ギリギリで治るよりは余裕があったほうがいいからです。
例えば１週間後に試合があるとしたら、試合の前日に治るよりも、その前に治ったほうがいいのです。
そうすれば実際に動いて肉離れの治り具合を確認することもできますし、もし治りきっていない部分などあれば、残った日数でさらに処置できるからです。
このことからも、期限付きで肉離れを治療する場合は、毎日でも治療を受けたほうがいいでしょう。
すべての肉離れが１週間で治るわけではない
肉離れは１週間で完治できる場合もありますが、すべての肉離れが必ず治るというわけではありません。
痛めた度合いや、何度か痛めているか、治療中に負荷をかけていないかでも経過は左右されます。
しかし治療を受けることで確実に回復していくので、１週間で完治とまではいかなくても大幅に改善される可能性は非常に高くなります。
もし短期間で肉離れを改善したいのであれば、まずはしっかり治療を受けるようにしましょう。
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