肉離れは理学療法で治る？

肉離れを改善するための手段として「理学療法」というのがあります。
理学療法とは、怪我などで運動機能が低下した状態の方に対して、運動機能の改善・維持を目的に、物理的手段を用いて行われる治療法のことです。
肉離れを起こした後にこういった理学療法を受けられる方もおられますが、これで完治することはできるのでしょうか。
ここでは肉離れと理学療法について解説していきます。
ご参考下さい。

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肉離れに対する理学療法とは

実際に理学療法士の方に聞いたのですが、主にアイシングや電気治療・ストレッチ・マッサージ・その他リハビリを行うそうです。
内容だけ聞くと接骨院の保険治療と同じように感じましたが、それとはまた少し違うのかもしれません。
肉離れ発症直後の炎症がひどい場合はアイシングで安静にし、炎症が引いたら電気治療や物理療法を行うそうです。
炎症や内出血がひどい状態のときに積極的な処置は行わないとのことでした。
 

理学療法では肉離れが治りきらないことも多いらしい

以前に理学療法士の方が「肉離れの治し方を教えてほしい」と言って来院されたことがありました。
その方はスポーツ障害専門のような病院に勤務されていましたが、理学療法だけでは肉離れの完治がなかなか難しかったそうです。
その方だけでなく、理学療法士の仲間内でも「肉離れは難しい」と皆が言っていたそうです。
理学療法を行うことによってストレッチで伸ばしても平気なくらいに肉離れが改善しても、いざスポーツをやってみると痛みが出たり、また肉離れをぶり返してしまう場合が多いとおっしゃっていました。
最後のツメのようなところの処置がわからないので、処置のやり方を教えてほしいとのことでした。
理学療法は肉離れに対して有効な手段の一つだと思いますが、最終的には治療を行っている先生の腕や感性がモノをいいます。
当院でも、同じ症状だからといって同じやり方をしているわけではありません。
同じやり方をしていても、治る人と治らない人が出てきます。
治らない人に対してどうするかは、また別のアプローチをしたり工夫する必要があるのです。
この理学療法士の方には、当院でやっているやり方を大体お教えしました。
そのやり方を試したところ、肉離れの方がかなり短期間で良くなったそうです。

 

理学療法で良くならなかった肉離れも治る

理学療法で肉離れが完治できなかったからといってがっかりすることはありません。
理学療法で治らなかった肉離れも、完治できる場合は多いからです。
実際に当院に来院された方でも、理学療法で治らなかった肉離れが完治されている例はあります。
たいていは運動した際の痛みやつっぱり感など、後遺症的な症状が解消できていない場合が多いのです。
この最後の段階の処置が理学療法でも難しいのだと、理学療法士の方もおっしゃっていました。

理学療法で治らなかった肉離れを治すには

肉離れの後遺症的な症状が残っている状態は、炎症が起きているのではなく、筋肉に固さが残っている状態です。
肉離れを起こした部分の筋肉は、炎症が引いたあとに必ず固さが出ます。
この固さが解消できずに残っていると、いつまでも後遺症のような症状を引きずってしまうことになるのです。
肉離れ直後の炎症というのは、ある程度の処置や自然治癒によって引いていきます。
しかし、こういった筋肉の固さというのは自然治癒による回復が期待できないことも多く、しっかり処置しないといつまでも引きずってしまうことになります。
そしてこういった筋肉の固さというのは、電気治療など機械による治療では解消することが難しいです。
電気治療を根気よく続けていればいつかは解消できると思っている方もおられますが、まず無理なのです。
必ず手技による処置が必要となりますし、だからといって固くなっている筋肉を単にほぐせばいいというわけでもありません（ほぐして良くなるケースもありますが）。
この最後のツメが、難しいところなのかと思います。
当院では、理学療法で治らなかった肉離れにも対応することができます。
肉離れでお悩みという方、一度ご相談下さい。
 

肉離れでお悩みなら当院へ。

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