肉離れ

肉離れでRICE処置をやりすぎるとどうなる?

肉離れでRICE処置をやりすぎるとどうなる?

肉離れのRICE処置。
肉離れを起こしたときの応急処置として知られているのが、「RICE処置」と呼ばれる処置法です。
これは、安静、アイシング、圧迫・固定、患部の挙上という4つの処置の総称です。
肉離れの処置としてとても知られているのですが、実はRICE処置をすることで肉離れが悪化するケースもあります。
RICE処置をやりすぎると、どうなるのでしょうか?
ここでは肉離れとRICE処置について、実際にあったケースも踏まえて解説していきます。ご参考下さい。

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肉離れのときは安静にする?

RICE処置の一つとして、「安静にする」というのがあります。
患部を再度痛めることがないように、筋肉が回復するまで無理をせず安静にしているということです。
肉離れを起こしたときに安静にするのは当然であり、これはやりすぎても全く問題ありません。
しかし、スポーツなど行っている方は安静にしすぎて筋力が落ちてしまうのを気にされている方も少なくありません。
痛みや違和感など出ない範囲で動く分には構わないので、患部の状態に合わせて少しずつ動かしていってもいいでしょう。

 

肉離れを冷やしすぎるとどうなる?

肉離れを起こしたときに、患部を冷やすというのは多くの方がやっています。
冷やしていない方もときどきおられますが、アイシングはやってもやらなくてもどちらでも大丈夫です。
しかし、過度のアイシングは筋肉にとって悪影響になります。
冷やすのは肉離れ受傷後3日までが基本なので、それ以降は冷やすのはやめたほうがいいでしょう。
冷やし続けると血流が悪くなって筋肉が萎縮し、ちょっとの弾みでまた痛めてしまうというケースもあります。
冷やすことで精神的に安心するのかもしれませんが、冷やし続けたからといって肉離れが治るわけではありません。
最終的に筋肉の状態を良くするには、冷やすより温めるほうが重要となります。
患部を冷やすのは、痛めてから3日までというのは知っておいたほうがいいでしょう。

 

肉離れの患部を、包帯やギプスで圧迫・固定するとどうなる?

肉離れの患部を、包帯やギプスで圧迫・固定している方もたまにおられます。
主に整形外科や接骨院で行われる処置なのですが、こういったもので患部を固定することによって肉離れが悪化するというケースも実際にあります。
肉離れが悪化しないために行っているのに、逆に患部が腫れて症状もひどくなってしまったりするのです。
こう言ってしまうと怖くなってしまうかもしれませんが、もちろん包帯やギプスをしたからといって必ず悪化するわけではありません。
しかし、それらをしたことによって痛みが増したり変な感じがするというのであれば、肉離れが悪化する前兆の可能性があります。
包帯やギプスは、していない方のほうが圧倒的に多いので、無理してやる必要も無いと思います。

 

患部の挙上をやりすぎるとどうなる?

RICE処置の一つとして、患部の挙上というのがあります。
これは肉離れを起こした患部を心臓より高い位置に挙げることによって血流を抑制し、肉離れの悪化を抑えるというものです。
しかし、これは肉離れの処置してはどうなのかなと思います。
患部を挙げているということは、血の循環が大幅に抑制されるということです。
短時間なら問題ないでしょうが、中には長時間やっている方がおられます。
実際にあったケースでは、ふくらはぎの肉離れで接骨院に通い、そこでアイシングしながら足の挙上を指示されたそうです。
言われたとおりに暇さえあればやっていたそうで、当院に来たときにはふくらはぎが粘土のような形状になっていました。
こねればそのとおりの形になってしまうといった感じで、「筋肉ってこういう風にもなってしまうのか」と思ったほどです。
歩行もびっこの状態で、多少の改善はされましたが完治には至らなかったのを覚えています。
これは完全に接骨院の指示が間違っていたからに他なりません。
このケースはかなり特殊だと思いますが、やり過ぎると回復不可能の状態になってしまうかもしれないリスクがあります。
患部の挙上はやっていない方が多数を占めていますので、よっぽと重度の場合を除いてやる必要もないでしょう。

 

RICE処置は無理してやる必要もない

肉離れのときRICE処置をやりすぎない。
RICE処置は無理してやる必要もありません。
当院に来院するほとんどの方は、安静にして何日かアイシングした程度の方が多いですし、肉離れを起こしたけど何も処置していないという方も珍しくありません。
それくらいのほうが筋肉の状態もナチュラルで、ケアもやりやすく回復も早かったりします。
逆に、肉離れを治そうとしてあれこれやった結果、筋肉の状態が悪くなっている方もおられます。
そういったケースでは肉離れが良くなるまでに、余計な期間がかかってしまうこともあります。
肉離れを起こしても、焦って何かする必要はありません。
放っておいても、ある程度は自然と良くなっていくことも多いのが肉離れという症状です。
まずは焦らずに、的確な処置をしていくことが重要となります。

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