肉離れと坐骨神経痛の違いや関係について。
肉離れと坐骨神経痛の違いや関係について。
肉離れと坐骨神経痛はどういった違いや関係があるのでしょうか？
症状は似ている部分もありますが、基本的にまったく違う症状です。
しかし、場合によってはまったく無関係ということでもありません。
ときには、肉離れのあとに坐骨神経痛を発症したりするケースもあるのです。
ここでは肉離れと坐骨神経痛の違いや関係について解説していきます。
ご参考下さい。
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肉離れ治療なら越谷市の整体院オーラウェーブ療術院
肉離れと坐骨神経痛の違い
肉離れと坐骨神経痛とはどういった違いがあるのでしょうか。
それを解説するまえに、それぞれの症状や特徴についておさらいしていきます。
肉離れとは
肉離れとは運動やスポーツ、その他日常生活の動作で、筋肉に急激な負荷がかかった際に起きやすい症状です。
筋肉が吸収できないほどの負荷が筋肉にかかると、筋肉がダメージを受けて損傷し、患部が腫れたり内出血を起こすなどの症状を起こすこともあります。
軽度・中度・重度とあり、症状の度合いによっては歩行困難になるなど生活への支障も出やすいのが肉離れです。
肉離れは急性の症状であり、ケガをしたと思って差し支えないでしょう。
坐骨神経痛とは
坐骨神経痛とは、脊柱から下肢に向かって伸びている坐骨神経がどこかで圧迫されることによって発症する症状のことです。
腰痛もちの方が発症しやすいですが、ぎっくり腰など急性の症状から坐骨神経痛につながることもあります。
お尻や太もも、ふくらはぎや指先にかけて痛みやしびれが出るのが特徴です。
症状の度合いによってはかなりの激痛を伴い、歩行困難になることも多く日常生活にかなりの支障をきたす症状です。
横になっていたり座っているのも辛かったり、痛みのために夜も寝付けない方も多くおられます。
症状が進行すると、足の感覚が無くなる麻痺につながることもあります。
肉離れのようなケガとは違い、慢性的な腰痛が進行した結果、坐骨神経痛につながることが多いのです。
肉離れから坐骨神経痛につながるケース
肉離れから坐骨神経痛につながるケースというのはどういった場合でしょうか。
実は太ももの付け根あたりに起こした肉離れから坐骨神経痛につながることが、まれにあるのです。
一回くらいの肉離れなら問題ないのですが、何度も同じ場所に痛みを繰り返していたり完治させていない状態が続くと、筋肉というのはどんどん固くなっていきます。
太ももの筋肉とお尻の筋肉というのはとても関係が深いため、肉離れを起こして固くなった筋肉からお尻の筋肉に悪影響を及ぼすことがあるのです。
坐骨神経はお尻の筋肉をすり抜けるように走っています。
お尻の筋肉が固くなっていくことで、固くなった筋肉が坐骨神経を圧迫してしまうと坐骨神経痛につながってしまうというわけです。
めったにあることではないですが、そういったケースは当院でも実際にありました。
少し怖くなってしまうかもしれませんが、さほど気にすることでもありません。そういう場合もあるんだな程度に知ってもらえればいいと思います。
もちろん、そういった場合の症状でも解消することはできます。
肉離れか坐骨神経痛かわからない場合もある？
肉離れは急性のケガで坐骨神経痛は腰の悪い人が発症しやすいという違いがあります。
なので、肉離れか坐骨神経痛か判別できないというケースはまず無いといっていいでしょう。
しかし坐骨神経痛の場合でも、筋肉が腫れぼったくなっていたり、軽く触っても痛みを感じたりするなど肉離れと似たような症状を有することがあります。
しかし坐骨神経痛の場合は、ふくらはぎの外側やスネに症状が出ます。
例えばふくらはぎの内側に痛みが出ていれば、それは坐骨神経痛ではありません。
もちろん太ももにも痛みが出ますが、肉離れとの判別は容易ですし、本人としてもはっきりわかるはずです。
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