高齢者の坐骨神経痛ってどういうの？
高齢者の坐骨神経痛ってどういうの？
坐骨神経痛は、１０代～９０代と幅広い年齢層で発症する症状です。
その中で、高齢者の坐骨神経痛というのは若い方が発症している坐骨神経痛とは多少違いもあります。
ここでは高齢者の坐骨神経痛の原因や治療法について解説していきます。
坐骨神経痛でお悩みの方、ご参考下さい。
理学療法士や作業療法士も坐骨神経痛で来院する整体院
重度の坐骨神経痛や椎間板ヘルニアの症例が多くある整体院です。
坐骨神経痛なら越谷の整体 オーラウェーブ療術院
高齢者の坐骨神経痛の原因
高齢者の坐骨神経痛の原因とは、どういったものが挙げられるでしょうか。
第一に、骨が坐骨神経痛の原因になっている場合があります。
骨が原因というと、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が代表的なものとして挙げられます。
こういった骨の疾患が原因で坐骨神経痛につながっているというのが、若い方と比べて高齢者の方に多く見られます。
それ以外では、固くなった筋肉が神経を圧迫しているために坐骨神経痛になっているケースもあります。
骨にはさほど異常が無くても、腰やお尻の凝っている筋肉が坐骨神経痛の原因になっているのです。
高齢者に骨の異常がよく見られる理由とは
高齢者に骨の異常がよく見られるのには理由があります。
特に重労働の方に多いのですが、長年重労働に従事して腰に負荷をかけている方ですと、その負荷によって腰の骨が変形することがあります。
これは脊柱管狭窄症というものです。
変形した骨が神経に触れてしまうために坐骨神経痛が発症するケースも高齢者に多く見られます。逆に若い方には見られません。
同じ理由から椎間板ヘルニアを発症していたり、椎間板自体が薄くなって骨と骨がくっつくような感じになっている方もおられます。
このように長年腰に負荷をかけていたのが原因で、若い方より骨の異常がよく見られるのが高齢者の方の特徴です。
高齢者の方が、坐骨神経痛で病院を受診すると
高齢者の方が坐骨神経痛で病院を受診すると、レントゲンやMRIなどの検査が行われます。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が見られることも多いので、「年なんだから仕方ない」という感じで終わってしまうケースが多いようです。
特に治療をしてもらえれるわけでもなく、シップと痛み止めを処方してもらうだけの場合も珍しくありません（これは若い方でも同様です）。
「坐骨神経痛の症状がひどくなれば手術も考えましょう」という感じで様子を見るように言われるのが一般的です。
病院では痛み止めかリハビリ、手術しか坐骨神経痛の治療法というのがありません（若い方でも同様です）。
それ以外の治療法を探すとなると、接骨院や整体院、鍼灸院などの施術院を探される方が多いです。
高齢者の坐骨神経痛の治療法
高齢者の坐骨神経痛の治療法というのはどういったものでしょうか。
ここでは病院ではなく、整体院での治療法について解説していきます。
高齢者の方の坐骨神経痛では骨の異常がよく見られると前述しましたが、骨に負荷をかけているのは骨のまわりの筋肉です。
固くなった筋肉が骨や神経を圧迫しているために坐骨神経痛につながっているケースが多いのです。
固くなった筋肉が緩むことで骨や神経への圧迫が緩和されるため、坐骨神経痛の改善や解消につながっていきます。
どのように筋肉を緩めるかはその施術院によって異なりますが、坐骨神経痛の改善には筋肉を緩めるのが効果的というのは知っておいたほうがいいでしょう。
これは高齢者だけでなく、若い方の坐骨神経痛でも同様です。
高齢者でも坐骨神経痛は良くなる？
高齢者の場合でも、坐骨神経痛は良くなるのでしょうか。
当院でも８０代や９０代の方で坐骨神経痛を発症している方が来院されることもありますが、症状がゼロまで解消されるケースも多くあります。
手術が必要なほど骨の変形が進んでいる脊柱管狭窄症などでは改善が難しいこともありますが、良くなる方のほうが割合的にも多いのです。
特に高齢者で坐骨神経痛を発症している場合、骨に異常が見られてもそれが原因とはかぎりません。
前述したように、固くなった筋肉に原因がある場合も多いのです。
筋肉を緩めるだけで坐骨神経痛が解消されることも珍しくないですし、若い方のように重労働などで負荷をかけているわけでもないので、症状が短期間で解消されることも多くあります。
もちろん個人差はありますが、高齢者の方の坐骨神経痛でも完治できる可能性は大いにあるのです。
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